詳しすぎる「おしん」のあらすじ

NHKBSで2013年1月から再放送が始まった「おしん」のあらすじを詳し過ぎるくらい詳しく載せていきます。
信じなくてもいいですが、死んだら白い光の方へ行くといいそうですよ。
ブログの内容には関係ないのですが、抗がん剤治療ってかなりもうかるらしいです(治療効果微妙なのにね)。
というか、抗がん剤でもうけないと、大病院なんて維持できないんだとか……

第2週(第7話~第12話)

おしん(第12話)あらすじ

<登場人物・キャスト>
語り手:奈良岡朋子/おしん:小林綾子/ふじ:泉ピン子/なか:大路三千緒/軍次:平泉征/きん:今出川西紀/つね:丸山裕子/定次:光石研/庄治:佐野大輔/武:高階則明/憲兵:荒瀬寛樹・小田島隆/若い衆:奥山明夫・椎名茂・木村正一/作造:伊東四朗

<あらすじ>
定次兄ちゃんは母ちゃんに会えただろうか。オラが書いた手紙は母ちゃんに無事渡してくれただろうか。盆が来ても家へは帰れない年季奉公のおしんにとって、山からいかだに組んで木を流すついでにおしんの家へ寄ってくれるという定次は、母の様子を知り自分の消息を伝える唯一の使者であった。
おしんはやっと習い覚えた字で母へ手紙を書き、定次に託していたのである。

おしんの家へ着いた定次。
ふじと作造はちょうど野良仕事へ出るところであった。
定次が手紙を渡し、おしんはしばらく学校へ行っていたから字が書けるようになったことを伝えると、ふじは喜んで作造に見せた。
「ほんてんだ! 字書いてある! お父つぁん! おしんがかいた字だ! お父つぁん!」
黙って顔を背ける作造。
「……お父つぁんも字読めねんだ。おしんがせっかく寄越してくれたのに、うちには誰も字読めなくて」
長男の庄治も、野良仕事が忙しく学校へは行っていないのである。
「んでも、おしんは学校やってもらったのか。こんなに字書けるようになって! 読めなくてもええ。手紙くれただけでええ。それでええ」
定次もろくに学校へ行っていないが、片仮名くらいなら読めると手紙を読んでやることを申し出る。作造と庄治も一緒に聞かせてもらおうと呼びかけるふじに作造は怒鳴る。
「こだな忙しいときに! 元気でやってんならそれでええでねえか!」

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おしん(第11話)あらすじ

<登場人物・キャスト>
語り手:奈良岡朋子/おしん:小林綾子/軍次:平泉征/きん:今出川西紀/松田:三上寛/つね:丸山裕子/定次:光石研/金太:長谷川幹樹/川上:渡辺憲人/村山:片桐伸二郎/女生徒:満仲志保・高梨安代/武:高階則明

<あらすじ>
つね「ほんてんにあきれけえったへなこだなっす! 腹減れば少しはこたえるんでねえかと思ったけんど、まぁだこりねえで。どこまで強情っぱりにできてるんだか」
きん「いい加減に食わしてやれっちゃ。うちじゃあ奉公人さ昼飯食わせねえでこき使ってるなんて、近所の噂にでもなってみろ。旦那様や店の信用に関わるんだから」
つね「オレが間違ったことしてるって言うのがっす?!」
きん「んでねえけんど」
そこへやって来ようとして、二人の会話の内容から出て行くのをためらうおしん。
つね「どだなとこで、奉公人ば学校さあげたりしてるうちがあるっす。その方がよっぽど物笑いの種になるんだっす」
きん「んでも、おしんは立派にやることはやってる。松田先生の話では、武の面倒もようぐ見て、勉強もようぐできるそうだ。7つのおぼこにしちゃ根性のあるおぼこでねえが。もう一月も辛抱したんだ。この辺でそろそろ、なあおつねさん。旦那もそう言ってるんだから」
つね「……おしんを仕込むのは、オレの務めだっす」
(※へなこ=女の子)

会話が途切れたところでおしんは出て行く。「遅くなって!」
赤ん坊を預かっていそいそと学校へ登校するおしん。
面白くないつねは二人に気付かれぬように小さく「けっ」と悪態をつく。

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おしん(第10話)あらすじ

<登場人物・キャスト>
語り手:奈良岡朋子/おしん:小林綾子/軍次:平泉征/きん:今出川西紀/松田:三上寛/つね:丸山裕子/定次:光石研/おばさん:森康子/金太:長谷川幹樹/川上:渡辺憲人/村山:片桐伸二郎/若い衆:奥山明夫・椎名茂・木村正一・谷津勲/武:高階則明

<あらすじ>
材木の陰に隠れて中の様子をうかがっているおしん。
定次が「そだなとこさ隠れて何してるんだ? 危ねえぞ」と声をかける。
「学校の先生が、店さ来てる。今日学校さ行ったこと、ごしゃきに来た」
「学校? そだなとごお前何しに行ったんだ」
「オレ、ただ……。先生には、二度と来ねから誰にも言わねでけろって、謝ったのに」
 (※ごしゃく=怒る)

松田先生と話をしている軍次ときん。
先生は、おしんを学校に行かせてやれないか頼みに来たのだった。小学校は義務教育と国で決められているから、保護者にはそれを受けさせる義務がある。奉公人でも同じ日本の子供だ。それにあの子には向学心がある。教室を覗いている目はただの好奇心ではなかった、と。
しかし子守で奉公に来てるのだから、肝心なときにいないと困ると難色を示すきんに、先生は「子守しながらでも良い、私自身も家が農家で、子守しながら学校へ行った」と話す。
それでもやはり、すぐに納得できるものではない。先生はなおも「せっかく向学心のある子供をこのまま見殺しにするのは惜しくて」と食い下がる。

黙っていた軍次が口を開いた。
「おしんにその気があって、先生が子守奉公を承知でおしんにもうちの武にも責任を持って面倒見て下さるって言うんならば、お任せするっす。どうせ子守の間遊んでるんだ。何をしようと大して変わりはねえべ。うちで預かったおぼこだ。学校さ行く歳になったら、やってやるのがうちの務めだ」

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おしん(第9話)あらすじ

<登場人物・キャスト>
語り手:奈良岡朋子/おしん:小林綾子/ふじ:泉ピン子/軍次:平泉征/きん:今出川西紀/松田:三上寛/つね:丸山裕子/定次:光石研/武:高階則明/若い衆:奥山明夫・椎名茂・木村正一・谷津勲/圭:大橋吾郎/作造:伊東四朗/おしん:乙羽信子

<あらすじ>
中川材木店。使用人らの食事時。
おしんはまだ赤ん坊をおぶって食事中の男達を見ている。と、そこをつねに呼ばれた。きんが店から戻ってきて、赤ん坊をおろす時間だ。

息つく暇もなく、夕飯を食べ終わったら風呂の火の番である。
ついウトウトとしてしまうとガラリと窓が開き「ぬれえぞ! 何人も入るんだから、どんどんくべねとすぐぬるくなるぞ!」と風呂に入っている男に注意される。

男衆の入浴が終わり戻ってきたおしん。
「ちゃんと火消したか。言ったとおり水かけたか。お前も冷めねえうちに早く入って寝ろ」
「オレ、湯はええ」
「入って湯殿洗うんだよ! おしまいに入るもんの仕事だろ!」

風呂の掃除をするおしん。すっかり疲れていた。

ふらふらと部屋へ戻り、倒れこむように眠る。
「母ちゃん……」

夜なべ仕事をしている作造とふじ。
おしんの身を案じている。無事に着いたか、食い物は不自由してないか、優しくしてもらっているか、あの体で子守は大変だろう……。
ふじ「郵便ってものがあったって、オレは字知らねえ。こだなことになるんなら、片仮名でも習っとけば良かった」
作造「何馬鹿なこと言ってるんだ。お前が郵便出したところで、おしんは読まんねんだぞ」
ふじ「でも、でも! オラが書いたら、誰かに読んでもらえる。おしんが書いてもらったらオレが読める。でも、オレ字知らねんじゃ、気持ちの伝えようがねえ。おしんのこともわからねえ。せめておしんには読み書きだけでもさしてやりたかった」

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おしん(第8話)あらすじ

<登場人物・キャスト>
語り手:奈良岡朋子/おしん:小林綾子/ふじ:泉ピン子/なか:大路三千緒/軍次:平泉征/きん:今出川西紀/つね:丸山裕子/定次:光石研/正助:住吉真沙樹/こう:片桐尚美/武:高階則明/若い衆:奥山明夫・椎名茂・木村正一・谷津勲/作造:伊東四朗

<あらすじ>
おしんの奉公は、まるでそれからの苦労を暗示でもするようにつらい旅立ちであった。
舟は銭がかかるからと、奉公先の材木問屋のいかだに乗せられてきたおしんは、船酔いに死ぬ思いをし、やっと正気を取り戻したのは薄暗く狭い物置のような部屋であった。
見知らぬ他人の家で、おしんは生まれて初めて、一人ぼっちの自分に気付いていたのである。

つねが様子を見にやってきた。
「気分はどうだ。良くなったんなら、今夜のうちに旦那様と奥様さご挨拶しろ。来い。オレは、このうちさ奥様が嫁に来られた時から来てるもんだ。奥様には20年からお仕えしてんだぞ。このうちの奥のことは、みんなオレがお預かりしてる。これからは、オレの言うことよく聞いて、しっかりご奉公しろよ。……何だお前、返事もでぎねぇのか! 人がものば言ったら、『はい』とか『へえ』とか答えるもんだべ。おめ、声が出ねえのか!」
「……へえ」
「返事から教えねばなんねじゃ、先が思いやられるな。早く来い!」

軍次(旦那様)ときん(奥様)のいる前に連れて来られるおしん。
軍次「ようぐ来てくれたなぁ。9つだって? その体じゃ子守は大変だべけんど、辛抱して」
おしん「オレ7つだ」
きん「7つ? 9つでねえのか」
おしん「7つだ。今年から学校さ上がるんだ」
つね「あの口入屋大嘘こいたな。道理で小っちぇえおぼこだと思ったっす」
きん「このおぼこに子守は無理でねべか。約束が違うから、やっぱり返した方がええなっす」
おしん「オレ、うちでも子守してた。弟や妹の世話は、みんなオレが。返さねえでけろ、オレ何でもする、できるんだから。オレが奉公しねえと、父ちゃんも母ちゃんも困るんだ。みんな、困るんだから」
軍次「色々とそのうちの事情もあるんだから。初めから7つと知ってれば断りもしたんだけんど、来てしまったんだから今更返すこともできねべ。置いてやるんだな」
きん「んでも」
軍次「なかなかええおぼこでねえか。芯の強い面してるぞ」
つね「オレがついてるがらっす。ええか、ここさ置いてもらいでんなら、9つのつもりでがんばってもらわねな。オレもそのつもりで容赦しねぞ。返事!」
おしん「……へえ」

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おしん(第7話)あらすじ

<登場人物・キャスト>
語り手:奈良岡朋子/おしん:小林綾子/ふじ:泉ピン子/なか:大路三千緒/定次:光石研/庄治:佐野大輔/正助:住吉真沙樹/こう:片桐尚美/きん:今出川西紀/つね:丸山裕子/圭:大橋吾郎/作造:伊東四朗/おしん:乙羽信子

<あらすじ>
最上川上流にある寒村の貧しい小作の家に生まれたおしんは、数え年7歳の春、雪どけとともに下流の町へ奉公に出ることになった。口減らしとして家を出なければならなかったのである。
おしんの二人の姉も、既にそうして奉公に出ていた。
明治40年、日露戦争が終わった2年後のことで、当時の東北の農村では、別に珍しいことではなかった。

夕方芝刈りから帰ってきた作造、ふじ、庄治。
日中、おしんの奉公の給金として届けられた米1俵のことをふじに伝えるおしん。

その夜は大根飯ではなく白いご飯が夕食になった。
「どういうつもりだ! 後先のことも考えねえで。この米は、安い米に代えてちょっとでも食いのばさなんねえんだぞ!」と言う作造の言葉に「この米はおしんが年季奉公と引き換えにした米だ、おしんに食わせて何が悪い」とふじは反論する。「何だと!」声を荒げて怒鳴る作造をおしんがなだめる。

なか「おしんは、奉公がどだなもんだか知らねぇがら、白え飯で喜んでるけんど、まだ小っちぇえのによお、オラ、むつこくて……」
ふじ「ばあちゃん、おしんの奉公先は、おっきな材木問屋なんだと。おしんの歳もわかってくれてる。むつっこい目には遭わせねぇべ」
なか「口入屋の言うことなど……」
ふじ「それば、信じなかったら、おしんはやれねっす」
(※むつこい=かわいそう)

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